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宿好きの原点

みなさまこんにちは!

最近、大好きなドライブや旅行になかなか行けず、そろそろ禁断症状が出てしまいそうです…

いつの頃からか国内旅行が好きになり、滞在する宿で何もせずゆっくり過ごすという愉しみ方をおぼえました。

こういう旅をするようになったのはいつからだったかな??と、写真を見返しながら考えていると、その答えを見つけることができました。

さかのぼること約4年(そんな前でもないですね💦)

私が宿好きになった原点のお宿が、和歌山県西牟婁郡すさみ町にある『あきば何求庵』です。

どうやって見つけたのかは覚えていないのですが、とにかくここに泊まってみたいと強く思い、宿が目的の初めての旅になったのは間違いありません。

あきば何求庵は2室しかないプライベート感満載の宿で、私が行った日はたまたまもう1部屋の予約が空いており貸切状態。

当時SNSをしていなかった私は、どこかへ出かけたり美味しいものを食べたりしても写真を撮るという習慣がなかったのですが、ここの写真はなぜか撮っていました。

誰かに伝えたいとか、残しておきたいと強く思っていたのでしょうね。

もう4年も前のことですので、情報に曖昧さがありますがお許しください。

私の記憶が正しければ、当時この宿でお見かけしたスタッフの方は2人の女性のみでした。

初めての者には少し分かりにくい場所でしたので、近くから電話をすると丁寧に道案内してくださった記憶があります。

そして到着した時には、暑い中一人の女性が外で待っていてくださいました。

おしゃれなロビーに案内していただき、お茶とお菓子のおもてなしにとってもほっこりしたことを今でも覚えています。

アットホームな和モダンというのが全体的な建物の印象です。

部屋や廊下のあらゆるところに工夫が施され、興醒めせずに和モダンの世界に浸れるような配慮がされていました。

滞在したのは『弦 TSURU』という名前がついた部屋。

写真を残していましたので何枚か載せますね!

部屋の中はこんな風に分けられていました。

和室のベッドは寝心地最高!

この畳の部屋でゴロゴロしたのは言うまでもありません!

とにかく落ち着くと言う言葉がぴったりの空間。

貸切風呂は温泉ではありませんでしたが、紀州備長炭がたくさん入ったお湯はとてもまろやかで心地良かったことを覚えています。

そして何より食事が最高に美味しかった!!

残念ながらお料理の写真を1枚も撮っていなかったのですが…

ダイニングルームでいただいた食事は、素材そのものの味を大切に調理されたものばかりで、美しくもあり、またあたたかみを感じられるものばかりでした。

私はお酒を呑むせいか、旅館などの食事は後半食べきれなくなることが多いんです。

特に最後のご飯ものなどは、残念ながら手をつけられないこともあります。

この時も例外ではなく、ご飯をご案内いただいた際に

「食べきれないので、ごめんなさい…」という旨のことをお伝えしました。

そうするとお宿の方が『おにぎり』と言う提案をしてくださり、後から部屋まで届けてくださったのです!!

もちろんしばらくしてからきっちりいただきました!

美味しいご飯は冷めても美味しいですから。

こういうサービスって、大規模なホテルや旅館ではなかなか難しいですよね。

手間を惜しまず、ひとがひとを想う直感的な判断のおもてなしは、プライベートな宿ならではのもの。

贅沢なアットホーム感に心を掴まれました。

ここでの宿泊を体験してから、私は、旅先を選ぶ際にまず宿を選ぶようになったのです。

行ってみたい宿を見つけて、まさにそこに滞在すること自体が旅の目的。

客室数が少なめで、サービスが行き届いていそうな宿を選ぶようになりました。

私が宿好きになった原点『あきば何求庵』

行ってみたい宿は数あれど、また行きたいと思える数少ない宿のひとつです。

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