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ガラス張り店舗の集客法

今日は家の近くのとあるパン屋さんのお話です。

デパ地下などもそうですが、パン屋さんもお腹が空いている時に行くとついつい買いすぎてしまいますよね!

先日私にもそんな出来事がありました。

ある日の夕方、仕事がいつもより少し早く終わり、晩ご飯のメニューを考えながら歩いているとなんとも言えない良い香り。

「そうだ!今日こそここでパンを買おう!」と思い立って店内へ。

大阪では「あしたのパン」を買う文化があるそうですが、私は今夜のパンをチョイス。

空腹と匂いにつられあれもこれもとたくさんトレーに載せ、結局「あしたのパン」までもバッチリ買うことになりました!!

実はこのパン屋さん、私が前々から気になっていたお店だったのです。

比較的家から近く何度か前を通り掛かったことがあったのですが、いつも通るのは出かける時。

気になるとは思いつつ、パンを持って出かけるわけにもいかないので、店内に入ったのはこの日が初めてでした。

パン屋さんはガラス張りになっていることが多く、美味しそうなパンの陳列は外からみても視覚を刺激されますよね。

でも私がここでパンを買ってみたいと思っていたのは、パンの陳列に惹かれたからではありませんでした。

正直に言うと、外に飾ってあるブラックボードにオススメパンが可愛く描かれているのを見たのもこの日が初めて。

どんなパンがあるのか、何がオススメなのかも知らずにこのお店に惹かれていた理由は他にありました。

それは店員さんの笑顔です。

外を通り掛かる時に、何気なく店内に目をやると女性スタッフの方がニコッ(^ ^)としてくださるのです。

それも一度のことではありませんでした。

何度か通り掛かりましたが、レジ対応などをされている時以外は大抵いつも。

パンを並べながらニコッ(^ ^)

トレーを下げながらニコッ(^ ^)

その人の柔らかい笑顔に惹かれて「ここのパンを買ってみたいな〜」と思い続けていた私。

これぞガラス張りの店舗ならではの集客法です。

私が以前勤めていたディーラーもガラス張りの店舗でした。

いつ誰にどこから見られても恥ずかしくないようにという意識で勤務していましたが、やはり店内にお客様がいらっしゃらない時間帯などは正直少し気が抜けてしまうこともありました。

このパン屋さんの女性は、店内で業務をこなしながらもお店の外に目を向けて、通り掛かりの人達に笑顔を見せてくれていました。

お会計時に「いつも通り掛かる時におねえさんの笑顔が素敵だったので、タイミングがあれば買いたいと思っていたんです!」

と思わず本音を伝えました。

その女性は少し驚かれたご様子で「うぁー!!恥ずかしいけど嬉しいです!!」と言ってくださいました。

ガラス張りの店舗で働くスタッフのみなさま。

ぜひ一度お店の外にも意識を向けてみてください。

良くも悪くも中の様子は外から結構見えています。

お客様がいないからといって気を抜いてはいませんか。

眉間に皺を寄せた電話対応。

仲間同士のおふざけ。

部下や後輩にとる高圧的な態度。

ガラス越しに見えると声が聞こえない分、余計に感じの悪い印象を与えることもあります。

せっかくなのでこのパン屋さんのようにガラス張りという特徴を効果的に使ってみてください。

あなたの笑顔が最高の広告になります。

笑顔があなたのデフォルトになるよう習慣化してみてください。

つられて入ってくるお客様がいらっしゃるかもしれませんよ!

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