私自身の最近の出来事です。
私は成人してから現在に至るまで、妊娠中や授乳中は別として、よほど体調の悪い時以外は毎日習慣的に飲酒をしていました。
子どもの頃の夕食は、ご飯+おかずというよりは、おかずがいっぱい並んでいて、お腹が満たされなければ締めにご飯を食べるというような家庭に育ちました。
間違いなく酒飲みの食卓ですよね笑
大人になってからは、お酒を飲みながら夕食を摂り、お米をほとんど摂らない食生活でした。
夜にお米は食べないというと、体型に気をつけている人に思われがちだったのですが、そういうわけではなくただの習慣だったのです。
そんな食習慣で育ち、ありがたいことに割と健康で、20歳を超えてからはまあまあ細身の体型でした。
周りからは「30歳を越えたら太るよ!」とか「40歳を越えたら太るよ!」と言われてもまったく変わらず、自分は太らない体質だと思っていたのです。
それがここ半年ほどで、急激に太ったという印象を持ちました。
家に体重計がないので実際には何キロ太ったのかわからないのですが、洋服がちょっとキツくなったり、写真で自分を見たときに「あれ?」と思うようになったのです。
丸みが出るのは自分的にOKだと思っていたのですが、丸みというよりなんだか老けた感じがしました。
これはちょっと健康的ではないなと真剣に考え始めたのです。
食べる量は多くないし、年齢的に代謝が落ちたことと運動量が減ったこと、デスクワーク時の姿勢などが原因だと自己分析し、体の歪みも気になっていたので、久しぶりにかかりつけの接骨院に行ってみました。
信頼できる先生の施術を受けながら、ここ最近の体型の変化の話をすると、こんなことを言われたのです。
肝臓が重たく感じるので肝機能が低下しているのではないかとのこと。
私の飲酒習慣は、夕食時に飲み、一旦リセットしてからお風呂上がりにまた飲み始めて、寝る前までダラダラ飲むというような感じでした。
ただ、食事が終わってからは基本的に何も食べずに飲むので、今までそんなに太ることはなかったのだと思います。
接骨院の先生はお医者さんではないので、診断ではなく雑談の中でそんな話をしただけなんですよ!
肝機能の低下により水分や老廃物がうまく排出できておらず、それが浮腫につながっているのではという話でした。
確かにそう言われると太ったというより浮腫んだという感じです。
その時は「お酒やめられませんよね〜!!」とお互い言い合っていたのですが、その雑談の中の言葉が私には堪えたのです。
その日からピタッと1週間アルコール摂取をやめました!
すんなりとやめられたことに自分でも驚いたのですが、要は習慣を変えられないと自分で思い込んでいただけなんですね。
「健康のため」だと響かなかったのが「健康的な見た目のため」だと一気に行動が変わりました。
最初は1日だけ休肝日のつもりだったのですが、夜ぐっすりと眠れて翌朝爽快だったので続けてみようと思い、気づけば1週間経っていたんです。
そして1週間経つと不思議なくらい身体がスッキリ軽くなりました。
その後は、2日飲んで1日休肝日というのが今のところ続いております。
量も格段に減って、夕食時にワイン1杯とかハイボール1杯とか飲むだけで、お風呂上がりや寝る前にダラダラと飲むことをやめました。
飲酒習慣は死ぬまで変えられないと思っていたのですが、意外とすんなり変えられたことに自分でも驚いています。
今までの自分はなんだったんだろう…と。
もしもあなたに、やめたいけどやめられない習慣があるなら、自分はこういう人間だからとか、自分は変われないとか決めつけずにアプローチする角度を変えてみてください。
案外自分が一番自分のことを過小評価しているのかもしれませんよ。
変わりたいとか変えたいと本気で思えば、それは絶対に変えられます!
ポイントは自分自身が本気になること。
ひとがいくら自分のことを想って言ってくれても、自分にその気がない時は聞き入れられなかったりしますよね。
自分の本気が見えた時には、まずはちょっとだけ行動を変えてみると良いかもしれません。
その行動から起こる些細な変化を見逃さず、それにうまく乗っかってみてください。
私ができたんだから、あなたにもきっとできます!!